葬式プランメモ

■今日お腹空いたなーと思って冷蔵庫を開けると、そこには先日食べ残した鶏モモ肉が。取り出してみるとちょっとあまり普段はかがないような微妙な臭いが鼻をついたのですが、うちんちの台所はスプレールームと化してる為、台所自体がヘンテコな臭いなのでよくわかりません。
お肉に鼻を押し付けて深呼吸してみたものの、正しい「腐った鶏肉の臭い」を知らないので焼いて食べちゃいました。もしあたしが不慮の死を遂げたらコイツの所為です。

そこで死んじゃう事について考えてたんですけどね。まああたしは死への憧れが強いと怖がって離れる友もいましたが、誰でも考えると思うんですけど如何がでしょう。
うちんちはケガ人及病人は出るものの、死者が出ないのです。保育園年少くらいの時に曾祖母が死んで、小2の時に祖父が死んだっきりで全然誰も死なない。いいことなんですけどね、葬式とかに免疫がない分、誰が死んでも悲しんでしまう硝子のハートになってしまいました。

よくマンガとかドラマとかで「あたしが死んだら灰を海に撒いて」欲しいとか言うヤツがありますが、葬式の注文はどうなんでしょう。今あたしが死んだら、葬式は仏教で行われる可能性が非常に高いです。母方は敬虔な無宗教なので葬式もなく献体、というのも考えられます。坊主が木魚をぽくぽくやるのとどっちがいいか、微妙なところです。どっちにしても、間違いなくジミ葬です。灰の始末はどうでもいいから葬式の注文ってみんなしないのかな?

葬式は人生最後の大イベント。完璧じゃなければ成仏できません(仏教的発想)。木魚じゃなくてレクイエムを。仮令YOSHIKIが弾きたいと申し出ても断わって下さいね。棺には菊じゃなくて白いバラを。
結婚式のプランをするのがウキウキ楽しい事とされていますが、結婚は当日になって相手が来なかったり、親戚 のオッチャンが酔っ払って祝い船を歌いながらオバチャンと ワルツを踊りだす、とかの番狂わせがあったりします。それに一度とは限らないし。でも葬式なら主役はあたし一人!それに結婚はしない人やできない人もいますが、死は必ず誰にでも訪れます。
死への憧れは格別なのです。

怪しい鶏肉を咀嚼しながらあたしのハデ葬への夢はとどまるところがありません。ある霧の朝、ノートルダム寺院の弔鐘が鳴り響く中、石畳をゆく馬車(2頭引きで結構)。セバスチャン(幼少の頃からのユキコ専用御者)の最後のお勤め。
夢のような乙女葬(国葬級)でウットリしていたのですが、こんな事考えている様では、まだまだ死なない気がします。

(04/10/2001)

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